原作:高橋留美子

掲載誌:週刊少年サンデー(小学館)

連載期間:1987年36号-1996年12号

累計発行部数:5,300万部(全38巻)

概要

うる星やつらを大ヒットさせた高橋留美子の次作。編集部の期待に応えた名作。多くのキャラが登場し、ギャグテイストで話が進んでいくのはうる星やつらと共通しているが、本作はバトルマンガの要素も強い。ドラゴンボールが大ヒットしていた時代なので、バトル要素は必須だったのではないかと考えられる。個人的ラブコメ部門第1位に君臨する作品。

1989年にはフジテレビでテレビアニメ化され、アニメ映画、ゲームなども多数制作されている。また本作は声優がキャラクター名義で多数の楽曲をリリースした。1990年には、第5回日本ゴールドディスク大賞アルバム賞アニメ部門を受賞した。

単行本は2007年現在、少なくとも22カ国・地域で19言語版が出版され、ノルウェー語訳・ロシア語訳された初の日本漫画でもある。

 

ストーリー

主人公である早乙女乱馬は幼少期より父と無差別格闘流の修行に励む高校生であり、中国での武者修行から帰ってきたところから話が始まる。

その中国の修行場「呪泉郷」での稽古中、呪泉郷の名の通り、呪われた泉に落ち水を被ると女の子になってしまうという変身体質を背負ってしまった。

もう、お分かりかと思うが、その「呪泉郷」には様々な泉があり、水を被ると変身するキャラクターが数多く登場。その変身してしまう体質を軸にしながら、高校生の学園生活や、呪いを解くための戦いなど、魅力的な登場人物たちとわちゃわちゃがやがやと話が進んでいく。

 

魅力1:変身

この漫画の最大の魅力は何といっても水を被ると女の子に変身してしまうという点だ。基本はラブコメなので主人公早乙女乱馬に恋する乙女が多く出るのだが、女子の乱馬に恋する人物も出てくるから面白い。しかも、この女の子になってしまうという展開を一切の下ネタなしで描き切るところが素晴らしい。もちろん、もともと男の子の乱馬が女の子になるので、裸のシーンは数多く出てくるのだが、全くいやらしくない。まあそれを下ネタと言ってしまえば下ネタなのだが、なんというか性的な感じが一切しないのだ。それは作者が意図して行っていることなのだと思う。

その、主人公一人でカッコいいと可愛いを両方表現できてしまうところがこの漫画のすごいところ。漫画において主人公が男の子か女の子かというのは非常に重要な問題であり、それに対して別角度から全く新しいアンサーを持ってきた作品である。

 

魅力2:胸キュン

これは何といっても胸キュンが最高なのである。登場人物のほとんどが恋をしているのだが、もちろん報われる人と報われない人がいて。しかも高校生なのでみんなピュアで積極的に行動できなかったり、ちょっとしたことでやきもち焼いて不機嫌になったりと、もう、見ていてきゅんきゅんきゅんきゅんしちゃうんだよね。最高です。

 

魅力3:バトルシーン

ラブコメ漫画なんだけど、ちょいちょいシリアスにバトルもするのよこれが。しかも、ただ、強い弱いだけでなく、色々と作戦を練って仲間と協力して勝つっていう展開が多くて、ドラゴンボールのようなただ、力で圧倒という感じでもないところがまた面白い。真似したくなる必殺技とかも多くて、少年心をくすぐられましたよ。

 

おすすめ度:100点

もう、この漫画を読んでから、水を被って変身で来たらどんなに面白いだろうかなんて色々妄想してたよ、子供時代。そして冷静にお湯と水の温度の境って何度ぐらいなんだろうとか考えちゃったりしてね(笑)まあ、とにかく読んでみて!気楽に読めて気楽に笑える作品だよ!

 



※画像はamazon.co.jpより引用


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